
■連載・全農連Pの評価されるべきMAD
「IKZO」シリーズで話題をさらったMAD作家・全農連P氏が選ぶ、「もっと評価されるべきニコ動のクリエイター」を毎週火曜日に紹介しています。
GWにも相変わらず動画見たりこの記事書いたりしてた全農連Pです。まあ、ニコ動関連のイベントとか遊びに行って凄く楽しかったですけどね、今年は。いわゆる世間一般の大学生とはかけ離れてるでしょうけど、非常にニコ充してますよ。
さて、今回紹介するのは東方MAD。東方というジャンルをここで紹介するのは初めてですね。実はまた作者がリアルの友人だったりします。いや、別に「友達補正」とかじゃないよ? 普通にクオリティ高いんです、これ。
しましまPの楽曲「みwなwぎwってwきwたw」の音源をサンプリングして、それをゴニョゴニョっといろんないじり方をして東方の曲を演奏した動画です。
作者はkunugi君。ニコ動では「タキシード仮面の人」と認知されています。筆者と同じく、「投稿した中でも伸びた動画にちなんだイメージ」というのは抜けないんだろう。筆者の動画も決してIKZOだけじゃないんだけどね。「IKZOの人」というイメージは一生抜けないでしょう。
「これどうやって作ったの?」と聞いてみたら「DTMとMAD制作の中間みたいな感じ」と。Pixtonさん制作のフリーソフト「ピストンコラージュ」で作ったようです。

フリーソフト「ピストンコラージュ」。作者はWiiに移植されたことでも知られるフリーゲームの名作「洞窟物語」も手がけている
このソフトは音声ファイルをピアノロール上で編集できるもので、いわばDTMなどで言う「打ち込み」の作業を音声ファイルで出来るわけです。東方のアレンジ曲のMIDI譜と見比べながら一音一音打ち込んだとのこと。
計20トラック分は作ったそうです。よくもまあそこまで……w
筆者と同じように、彼もそれまでは音楽制作の経験はなく、音声編集をするのはMADが初めて。それが、始めてから一年も経たない間に今回のようなハイクオリティの作品を作るようになっています。動画の流行り、廃りはもちろんのこと、作者自身の変貌が激しいのもニコ動の特性なんでしょうか。
現在はフリーソフトでもかなり高機能なものが多く、誰もがプロ並みのクオリティの映像や音声も作ることができます。そのために「発想の転換」が非常に大事な要素になってきます。ネタのチョイスや組み合わせはもちろん、編集ソフトの使用方法も同じことが言えます。
そして何より「根気が大事」だと言うことは、筆者自身も感じているところ。最近の筆者の動画投稿ペースが遅いのはまさにそこが足りないからです。仕方ないね。とりあえず、このコラムは頑張ろうと思っています。
text by 全農連P
## 「連載・全農連Pの評価されるべきMAD」目次
「IKZO」シリーズで話題をさらったMAD作家・全農連P氏が選ぶ、「もっと評価されるべきニコ動のクリエイター」を毎週火曜日に紹介しています。
第1回 「踊れる本格的ガチムチサウンド」 (3月24日)
第2回 「8bitなピコピコPerfume!」(3月31日)
第3回 「“自動販売機の中の人”とMADの可能性」(4月7日)
第4回 「ニコ動“描いてみた”が生んだ革命的傑作」(4月14日)
第5回 「8bitなピコピコPerfume、ふたたび!」(4月21日)
第6回 「初音ミク、インドに渡る?」(4月28日)
第7回 「東方MADで「ゆっくりみなぎっていってね!」」(5月12日)






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