
■連載・全農連Pの評価されるべきMAD
「IKZO」シリーズで話題をさらったMAD作家・全農連P氏が選ぶ、「もっと評価されるべきニコ動のクリエイター」を毎週火曜日に紹介しています。
ニコニコ動画には多くの二次創作作品があり、広義の意味で言ってしまえば「ボーカロイドオリジナル曲」もボーカロイドを使用した作品という意味では、原曲の二次創作に近い意味合いがあるのかも知れない。
ではボカロもなしと考えて、単純な「オリジナル曲」はどうなの? そんなニーズを満たすコミュニティがニコ動の中にある。それが「ニコニコインディーズ」だ。
もちろん「ボカロ曲」として発表したとしても、その後にボカロ要素を抜いたその作者自身が演奏したりしている物もニコニコインディーズのカテゴリ内に入る作品である。まあ、詳しくはそのコミュニティの説明書きを見て欲しい。
というわけで、そんな面白そうなものを最近発見し、知り合いが動画をうpしていたので紹介。「また友人補正か」と言われても仕方ないタイミングだが、クオリティは保証する。
ichiPの「落ち葉とワルツを」というボカロオリジナル曲が、「一/ichi」というアーティストによって生演奏Ver.となってニコニコインディーズに加わったこちらの動画。
ichiPだけでなく、多くの歌い手、ボカロPが関わっている豪華な作品。筆者自身の率直な感想を言うと、「生演奏」というのが非常に新鮮だった。
もちろん「演奏してみた」カテゴリという物はあるわけで、生演奏自体が全く新しいものではない。だがニコニコ動画では、オリジナル曲をこうして「声も演奏も人間」の生演奏で見られることはそう多くない。
MADに関して言えばそのほとんどがサンプリング音源を色々こねくり回したものだし、ボカロオリジナル曲についても多くは打ち込みによって作られているように感じる。アニメ「けいおん!」人気は今やうなぎのぼりだが、やはりニコ動で根強く人気だった動画の多くに見られたのは打ち込み音楽だろう。
それにはそれの魅力があり、筆者自身最近そういうものばかり見たり聴いたりしているわけだが、やっぱ生演奏もいいなぁ、と改めて気づかされた。
最近「ボカロPによるライブ」というのがあったのだが、そのチケットが取れなかったことを悔やんでも悔やみきれず、複雑な思いを抱きながらヘビロテする筆者である。
by 全農連P
## 「連載・全農連Pの評価されるべきMAD」目次
「IKZO」シリーズで話題をさらったMAD作家・全農連P氏が選ぶ、「もっと評価されるべきニコ動のクリエイター」を毎週火曜日に紹介しています。
第1回 「踊れる本格的ガチムチサウンド」 (3月24日)
第2回 「8bitなピコピコPerfume!」(3月31日)
第3回 「“自動販売機の中の人”とMADの可能性」(4月7日)
第4回 「ニコ動“描いてみた”が生んだ革命的傑作」(4月14日)
第5回 「8bitなピコピコPerfume、ふたたび!」(4月21日)
第6回 「初音ミク、インドに渡る?」(4月28日)
第7回 「東方MADで「ゆっくりみなぎっていってね!」」(5月12日)
第8回 「知る人ぞ知る初音サウンド「マゾミク」って何だ?」」(5月19日)
第9回 「ニコニコインディーズの生音感が熱い」(5月26日)






象印の弁当箱Mr.Bentoが北米で異様な人気








