
サイトトップを飾る「ワクテカ @works&technica」ロゴ。右下に書いてあるとおり、このタイポグラフィーは知る人ぞ知る佐藤修悦さんのオリジナルフォント「修悦体」だ。
新宿や東京、新橋などの駅構内で「三和警備保証」所属の警備員として働く佐藤さん。ガムテープを使ってJR新宿駅構内に案内板を作ったのがきっかけでそのフォントデザインが注目を集め、一躍時代の人となった。
案内板の制作に際して「見るべきものをしっかり目にとめるもの、分かりやすいものが一番」と語っていた佐藤さん。
そんな佐藤さんの書体なら、このサイトが目指している「見るべき人、知るべきこと、触るべきもの」を最も良く表してくれるはず。そんな思いから、ガムテープでサイトロゴのデザインをお願いした。ロゴ完成まで、一連の作成工程を追いかけてみよう。

まずは採寸。全体のサイズからガムテープの長さや構図などを考える。

横顔は真剣そのもの。この角度が狂ったらすべてが壊れてしまう。

まずは横罫を引いていく。

続いて縦罫。ここで基本のカラーリングを決めていく。

「アルファベットは細かいね、入るかな」と楽しそうに貼っていく佐藤さん。

これですべての枠、フレーム部分は貼付終わり。

これが初めの状態。ここから何が出来るかまったくわからない。

当日も普段の警備服で来てくれた佐藤さん。腰には軍手がささっていた。

さらにテープを貼り重ねてこんな感じに。まだ何だか分からない…

完成イメージを脇に貼り付け、確認しながら作業を進める。

「ダブル、ダブル…オー、アール…」と声に出して確認しながらマスキングしていく。

これですべてのテープが貼付完了!

さてここからが本番、彫刻のように書体を削りだしていく。

こうだったものが、

こう削られていく。「ワクテカ」が見えた!

さらに細かいアール部をていねいにカッターで削り取り、

カタカナ部はこれで完成。「うつくしい!」と思わず声が出る。

さて続いてはアルファベット部へ。細かいので作業も慎重になる。

使用したテープは脇にとめてある。

丁寧に切り取っていき、

まずは縦横ともすっきりした状態に。

さらに細部を削っていき、アルファベットに整形。

もうだいぶ姿が見えてきた。ここからがラストスパート、細かい詰めに入ります。

「&がうまくいかない」とつぶやきながら進める佐藤さん。

何度も見直し、どんな形がいいかを細かく修正していく。

こちらもやはりアールをつけていく。

アールのこつは、とにかくていねいにカドを削っていくこと。

つ、とカッターの刃をいれる音が聞こえてきそうなほど。

少しずつ、少しずつの積み重ねでロゴデザインを作っていく。そしていよいよ…

ロゴが完成!!!

やっぱりポップで見やすく、読みやすい書体。
斜めから見ても格好いいです。

カメラに向かってポーズを決めてもらった。
佐藤さん、本当にありがとうございました。






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