ワクテカ@お買い得

運用中の機能

テクノラティプロフィール
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
フィードメーター - ワクテカ @works&technica / (0゜・∀・)<wktk2
あわせて読みたいブログパーツ






アクセスランキング

ワクテカ@逆アクセス

西島大介直筆・郵便局“新生活物語”キャラ、幻の没テイク

このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをFC2ブックマークに追加このエントリをNifty Clipに追加このエントリをPOOKMARK. Airlinesに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをChoixに追加このエントリをnewsingに追加

【短期連載】西島大介がマンガっちを「終わらせる」理由
第1回 「西島大介×郵便局のきっかけは?」 4月15日
第2回 「マンガっちというオルターエゴを“終わらせる”理由」 4月16日
第3回 「西島大介直筆・郵便局“新生活物語”キャラ、幻の没テイク」 4月17日

90年代以降に生きるデジタル、サバイバル世代の共感を得てきた漫画家・西島大介氏がなぜ「郵便局から始まる新生活物語」に執筆したのか、そしてそこでなぜ「マンガっちを辞める」決心をしたのかを伺う短期連載。
最後はちょっと興味の軸をそらして企画書段階のテイクをご紹介。今回のキャンペーンで使われなかった「幻の没テイク」も一部入っている。それではさっそくどうぞ。

続きを読む≫

まずはページトップのラフデザイン。
「過剰なリアクション、説明等できるキャラです。ボケ、多少毒づくことも」
というマンガっちの説明がすさまじい。

「ま、新生活のことはまかしといてよ!」と高らかに宣言するマンガっち。
不安だ。

と思ったら、さっそくすっころんでいる。

まだこの頃に名前はついていなかった少年少女三人組。
これが…

本番ではこうなった。しんじはそのままでさくらはやや年上になった。
ゆうたに一体何があったのか。

こちらはサイトトップのイメージ。ここに本番は桜の木が重なってきた。

これは壁紙のデザインラフ。
ここまでどかーんと入ったものはない。

マンガっちが「かもされている」ようなイメージ。
こちらも採用はなかった。

「そして次の新生活をサポートすべく、旅立っていったのでした。」
大オチで「END」とフィナーレ扱い。これも壁紙イメージなのだが、やや謎。

マンガが追加されて壁紙になった本番がこちら。

« Hide it

マンガっちというオルターエゴを“終わらせる”理由

このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをFC2ブックマークに追加このエントリをNifty Clipに追加このエントリをPOOKMARK. Airlinesに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをChoixに追加このエントリをnewsingに追加

【短期連載】西島大介がマンガっちを「終わらせる」理由
第1回 「西島大介×郵便局のきっかけは?」 4月15日
第2回 「マンガっちというオルターエゴを“終わらせる”理由」 4月16日
第3回 「西島大介直筆・郵便局“新生活物語”キャラ、幻の没テイク」 4月17日

デビュー作『凹村戦争』をはじめ、『土曜日の実験室 詩と批評とあと何か』『世界の終わりの魔法使い』『ディエンヴィエンフー』で90年代以降に生きるデジタル、サバイバル世代の共感を得てきた漫画家・西島大介氏。
西島氏は「郵便局から始まる新生活物語」を期に、もうマンガっちを描かなくなるという。その理由を詳しく伺った。

続きを読む≫

―― さてここからが本題ですが、今回の件でもうマンガっちを引退されるという話を伺いました。マンガっちの初めは2004年の「Quick Japan」(以下「QJ」)で連載していた「新種発見!マンガっち」だったんですよね。

西島大介(以下「西島」) コラム漫画を描いてほしいと言われて、当時編集長だった森山さんから「西島さんを出してほしい」と言われていたんです。
 それまでにも「凹村戦争」の火星人のように、マンガっちのようなキャラクターは描いていました。
 ネーミングは打ち合わせのときに「漫画家だからマンガっちでいいか、たまごっちみたいだし」くらいの感じで適当に決めてますね。あまり根拠なく決めた感じでした。
 それまで厳密に言うとエッセイマンガを描いたことはなかったんです。例えば、「ユリイカ」の西尾維新の特集から依頼があったときは、西尾維新を思わせるような漫画を描いていたんです。それも作りこんだタイプの、理屈っぽい漫画だったんですね。自画像的なキャラクターは登場しない。
 マンガっちがこれだけ定着したのは謎なんですが(笑)、漫画を描く前は文章を書くライターのような仕事をしていたので、それをすべてこのキャラクターにしゃべらせてしまえばいいんだという思いつきがありました。
 そのときから「マンガっちなら書けますよ」という仕事の請け方を始めたんです。たとえばスタジオボイスなんかから原稿依頼が来るんですが、「文章は書きづらいですね、マンガっちなら書けるんですけど」という形で受けていたんですね。
 それからはもう文章の仕事はほとんどしなくなりました。例外的な文章仕事は、「ディエンビエンフー」の販促小冊子ディエンビエンフープレス(DBPP)に寄せているエッセイくらいですね。

―― 「All About マンガっち」を読むと、とてつもなく多岐に渡って活動をされている印象を受けます。マンガっちを使った仕事だけでどれくらい掛け持ちをされていたんでしょう。

西島 占いコーナーのイラストなども含めれば、10本近くを同時にやっていたこともありましたね。「ウェブ用にパラパラマンガ作って」「ドラえもんについて」といった感じに引き受けて、どんどんと仕事が増えていきました。
 そんなこんなで「All About マンガっち」(INFASパブリケーションズ)をまとめた後くらいにマンガっちを辞めようかと考えたことがあったんです。実際、収集がつかなくなっていたんですよね。
 ちょうどQJが今の藤井編集長に変わり、「新種発見!マンガっち」連載が終わったのがきっかけでした。そのとき一度「マンガっちの役目はもう終わりかな」と思いました。エッセイマンガはここらでやめて、普通のマンガに集中しようと。
 ですが、やめようと思えば思うほどに増えていくという不思議な効果があるようで、リニューアルしたQJからすぐ「子どもと見に行く映画っち」という新連載の依頼が入ってきました。
 その後もコミックピアニッシモの「気分はピアニッシモ」、hon-ninの「魔法なんか信じない、でも君は信じる」、ヤングチャンピオンの「映画チャンピオン」、エクス・ポの「裏マンガっち」、あと単発だとモーニング・ツーの「むさしのジョギング日記」、ファウストの「X JAPAN破壊の夜レポート」……など仕事が次々に入り、結局は倍以上に増えてしまって。
 その後、映画系を除いてそれらの連載がどんどん終わって、「これはさすがにマンガっちも卒業かな」と思っていたら、今回の郵便局のフェアの依頼が入ってきたという。 (笑)

―― マンガっちを続けられてもう足かけ4年になりますね。今回マンガっちを「辞めよう」と決意したことで最も変化があったのはどんなことでしたか?
西島 同じ漫画家さんでも、南Q太さんや魚喃キリコさん、福満しげゆきさんのように、自分のことを漫画として描く方がいらっしゃいますよね。その中で「マンガっちではないやり方で自分のことを描いてみたい」という思いが高まってきたんです。
 それを今度から始めるモーニング・ツーの新連載「I Care Because You Do」でやっていこうかと。タイトルはAphex Twinのアルバムからですね。基本的には90年代から始まる現代モノ、オウム真理教の話を描こうと思っています。

 個人的には地下鉄サリン事件より「新世紀エヴァンゲリオンの最終話」の方が「世の中は終わってしまったぞ」という感覚が強かったんですね。
 だから歴史的なものではなく、よりマンガっち的な視点で描いていこうと。物語は地下鉄サリン事件の周りで起きるんですが、みんな割と平気で「テクノが好きだ」とか「エヴァンゲリオンが大変だ」とか言いながら遊んでいる。
 そこで「X JAPANが解散した」とか、「Aphex Twinが来日したけど出てきてくれなかった。リチャード出てこい!」とか、オウム事件とは関係なく、それぞれの形で「終わり」が来るわけですよね。その終わりをふまえて現代の「復活」までどうつなげるか。
 実際にX JAPANは5月に復活するし、エヴァンゲリオンも新劇場版が控えています。それにAphex Twinはサマソニ出演が決まりましたよね。これは全部揃った、やるしかないぞということになりました。
 「社会学的にはまず不況があって」とか「セカイ系の前段階として」とかはもう他の方がやってくださっているので、あくまで個人を描いていこうと思っています。

« [...]

西島大介×郵便局のきっかけは?

このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをFC2ブックマークに追加このエントリをNifty Clipに追加このエントリをPOOKMARK. Airlinesに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをChoixに追加このエントリをnewsingに追加

【短期連載】西島大介がマンガっちを「終わらせる」理由
第1回 「西島大介×郵便局のきっかけは?」 4月15日
第2回 「マンガっちというオルターエゴを“終わらせる”理由」 4月16日
第3回 「西島大介直筆・郵便局“新生活物語”キャラ、幻の没テイク」 4月17日

デビュー作『凹村戦争』をはじめ、『土曜日の実験室 詩と批評とあと何か』『世界の終わりの魔法使い』『ディエンヴィエンフー』で90年代以降に生きるデジタル、サバイバル世代の共感を得てきた漫画家・西島大介氏。
サブカル雑誌の金字塔「Quick Japan」などでエッセイストとしても活躍していた氏が今春「郵便局から始まる新生活物語」でマンガを描いていることに「な、なぜ?!」と度肝を抜かれた人も多いはず。というかぼくがそれだ。
「これは絶対に“郵便的”から発想したに違いない!」などとムダに深読みしながらプロモーション担当者に話を聞いてみると、当たり前だがどうもそうではない様子。

なーんだそうかと思って話を聞いていると、「西島先生は今回の仕事を最後に、自身の分身でもあるキャラクター“マンガっち”をもう描かなくなるかもしれないんですよね」という言葉が耳に入ってきた。
「は?」と思わず失礼な言葉が口をついて出た。
「マンガっち」(右)は最近手がけている西島さんのほとんどの仕事に入っている、いわば「自画像」だった。それを郵便局の仕事を期にやめるってどういうことなのだ。
いつもどおり前置きが思わず長くなったけど、今回の顛末を直接、漫画家・西島大介さんに伺ってきた。

続きを読む≫

―― さっそくマンガっちの話に行きたいのですが、まずはその前に「郵便局“春のありがとうフェア”」サイト内でマンガを描くことになったときのことを教えてください。

西島大介(以下「西島」) 初めから「マンガっちを描いてくれ」ということではなく、郵便局「春のありがとうフェア」と漫画家を組み合わせたプロモーションを、ということでお話をいただいていました。
「若い読者がいる漫画家」ということでお話があったんですね。なので、ぼく以外にも数名の漫画家さんがいて、その中から選ばれたんです。
 ただ、それまでにも同じような広告系の仕事でぼくのマンガを使いたいという話はあったんですが、大体落ちるんです。受からないんですよね。
 今回の話をいただいた担当者が、元々「Quick Japan」(以下「QJ」)で「新種発見! マンガっち」の編集を担当されていた林さんだったということもあって、じゃあ引き受けようということになりました。「どうせ落ちても、林さんの顔は立てたい」くらいの気持ちで考えていたんです。

 最初は「魔法使い」とか「ディエンヴィエンフー」のキャラクターでどうですか、という話を持ちかけられたんです。たとえば魔法使いがホウキに乗って郵便配達するという感じで言われたんですが、それはさすがにセルアウトすぎるし、難しいなと。
 見た目がかわいいキャラクターでも話が話なので絡みづらいという自分の作品がアダになっているなと感じました。郵便局マークをモチーフにしたオリジナルキャラクターも描いてみたんですが、これはこれで「あんまりだ」ということになりまして。
 それなら「マンガっちならどうだろう」ということになりまして。マンガっちなら何でも言えるなと。便利だなと。先ほどのオリジナルキャラクターとマンガっちを両方プレゼンしたんですね。「マンガっち通してほしいな」という気持ちをこめています。
 

―― マンガのネタはご自身で考えられていたんですか。
西島 はい。最初はマンガじゃなかったんですけど、やっぱり「マンガ家とコラボする」ということであればその方がいいだろうと。4コママンガとして成立しているかと言われたら謎なんですけど(笑)
 マンガっちで行こうと思った瞬間から「(マンガとして)自由にやれる」という感覚になったんですね。魔法使い、でと言われると堅くなってしまうところがあったんです。
それはプレゼン資料としても反映していました。「エッセイマンガの自画像的キャラクターなので、出版社のものではない。著作権フリー。帽子をかぶせれば“新生活物語”向けにに変身できる」とかもう強烈にアピールしてましたね(笑)
(第2回 「マンガっちというオルターエゴを“終わらせる”理由」 に続きます)
■関連サイト: 郵便局から始まる新生活物語

« Hide it