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新宿駅前を歩いていたら「小早川凛子」という女性からラブレターらしきものを渡された

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 Twitter界隈では「ドリームクラブ」という恋愛シミュレーションが話題だ。
 平日はアルバイトをしてマネーをかせぎ、休日にはドリームクラブというお店に通う。ゼロ年代に全てのパターンが出尽くしたかと思われた恋愛シミュレーションに「投資」のプロセスを目に見える形で入れたのは革命的なことだとは思うが…
 …切ない。
 さすがにこの年齢になって今さら恋愛ゲームに引っかかりはしないよなあとつぶやきながら新宿南口を歩いていたところ、見覚えのない女性から「これ、読んでください」といきなり何かを差し出された。
 「はあ」などとぼんやり答えて受け取ると、女性はそのままくるりと背を向け、新南口改札方面に去ってしまった。手渡されたものを見ると、ハートのシールがされた封筒に「小早川凛子」の文字。
 なんだこの唐突な恋愛フラグ!
 「一度逢うくらいなら…」「いや、それでもぼくには愛する人が…」などと葛藤しつつ、ワクテカをおさえきれず、封を開けてみることに。

続きを読む≫

 そろそろとシールをはがしていく。まったく見覚えのない女性から受け取った手紙。小早川凛子という名前にも覚えはない。まあでも悪い気はしないよなあとニヤニヤするわけである。

 中には四つ折りになった手紙が一通。なんと電話番号まで書いてあるではないか。これではもう逢わないわけにはいかなくなってしまった。黄緑色のインクがきれいだなあと思いながら読んでみることに。

 …図書館で寝たことなんてあっただろうか。近ごろはノーテボーム「これから話す物語」、ジム・グレイス「死んでいる」、その辺りの異端文芸を読んでいますとブキミな返事を考えながら読み進めていく。

 最後まで読み終え、まんまとしてやられたことに気づく。「コナミ」じゃないか! これもゲームじゃないか! 「ラブプラス」ってけっこう有名じゃないか! 捨てばちで指定の電話番号に電話をしてみると、
 「ただいま電話に出ることが出来ません。のちほどメールを送信しますので、ご希望の方は1を押してください」と自動返信が。ああそうなんだそれなら1を、とまたしてもワナにかかりかけ、危ういところで引きかえす。
 ちなみにQRコードを読みこんでみると特設サイトにジャンプする。そこからメールアドレスを登録すると、コナミからのオフィシャル情報が届く仕組みになっている。
 「恋愛」そして「手紙」という誤配から始まるコミュニケーションでリアルとネットを巧くつないだプロモーションにうならされたが、悔しくて仕方がない。この気分をどうにかせねばと、ドリームクラブの公式サイトを見ている自分がいるのはどうしたことだろう。
■関連サイト
・ドリームクラブ
・ラブプラス

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全国の珍スポット歩きまくった女性がオススメする「本当に美人」なサイト管理人

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■特集 もっと顔の見えるインターネット
ライター・古田雄介さんが、個人サイト管理人にインタビューをする連載「顔の見えるインターネット」。これまで取材をしてきた方々に、取材の裏側について5つの質問を投げかけてみた。

 美人とはすばらしいものだ。さらにその美人が日本全国の珍スポットを巡っていると言われたら、諸手を挙げてすばらしい、すばらしいと賛同せざるを得ないではないか。
 そんなわけで今回追加取材をお願いしたのは、「日本珍スポット百景」管理人の麻理さん。ASCII.jpでのインタビューでは、サイトの更新に必要不可欠という「面白がり」について詳しく語っている。
 そんな麻里さんにあらためて質問を投げかけてみると、オススメサイトとして「本当に美人な」管理人が運営するサイトを教えてくれた。ちょ、ちょっとどこですかそれは。

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Q1. インタビューに関して印象に残っていることがあったら教えてください。
 わざわざ東京から取材にいらっしゃったことです。ネットの世界はボーダレスと言いますが、それでも中心地は東京だと思います。地方ですと取材を遠慮される方が多い中、古田さんのフットワークの軽さに感心いたしました。
 あとインタビュー記事タイトルに虚偽が含まれていたことをここでお詫びいたします。
 
Q2. インタビューに際してご要望やアドバイスがあれば教えてください。
 先日の記事の「地域格差はネットにも」にありましたように、ビデオチャットなどで地方の方・国外在住の方へのインタビューが増えると嬉しいです。
 
Q3. インタビュー後、サイトの変化や強化ポイントがあれば教えてください。
 「日本珍スポット100景」に関してのみの取材ではなく、他のサイトも含めたサイト管理全体についてのインタビューだったため、これまで一つのサイトしかご覧になっていなかった読者さんが「幻想画廊」「スチームパンク大百科」など他のサイトにも足を運んでくださるようになりました。
 ただこれはネット全体の傾向でもありますが、リンク直後は爆発的にアクセス数が伸びたのですが1週間以内にはまた元のアクセス数の数値に戻ってしまいました。
 
Q4. 今後取材してほしいサイトがあったら教えてください。
 アクセス数が多いサイト、有名ブログというとやはりニュースサイト、まとめブログが思い浮かぶのですが、私自身は、自分で取材したり、文章を書いたり、モノを作っているなどオリジナルコンテンツをお作りになっている管理人さんの方が興味があります。それと私自身が女性なので、女性の管理人さんのインタビューが楽しみです。
 私が応援しているのは乙幡啓子さんの「オツハタ万博」です。
 デイリーポータルZの工作記事など拝見してもチャレンジャーでチャーミングな女性だと思います。彼女は本当に「美人」です。私が保証いたします。
 
Q5. そのほかに伝えたいことがございましたら、ご自由にお書きください。
 「こんなサイトがあったなんて! ネットの世界は広いなあ」と驚くようなニッチなインタビューに期待しています。今後もどうぞ頑張ってください☆
 ネットの片隅から応援しています。
■関連サイト
日本珍スポット百景
幻想画廊
スチームパンク大百科
合成館
真があって運の尽き

■特集 もっと顔の見えるインターネット
古田雄介さんの取材連載「顔の見えるインターネット」。これまで取材をしてきた方々に、取材記事の裏側について5つの質問を投げかけてみた。
#1 「かーずさんにあのことを聞いてみた」
#2 「3歳シリーズのG-STYLEさんに5つの質問」
#3 「元祖ブログ・コミュニティサイト「奇天烈」管理人に話を聞く」
#4 「日本一の自販機マニアサイト「山田屋」管理人に聞いてみた」
#5 「ゴルゴ31さんが「取材してほしいネットの有名人」はこの人」
#6 「「WEBは人の顔に飢えている」ココロ社さんが語る、理想のインタビューってどんな?」
#7 「日本最強の『ダム』情報サイトの管理人さんにオススメサイトを聞く!」
#8 「100%ウソで出来たニュースサイト「虚構新聞」管理人が語る、ウソではなく取材してほしいサイト」
#9 「全国の珍スポット歩きまくった女性がオススメする「本当に美人」なサイト管理人」

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[...]

もはや食欲がハングアップ寸前! すき家のムチャ盛り「カレーキング」実食レポート

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 いやもうなんというか、ここらでよろしいと思うのだ。
 写真で分かるとおり、すき家がまたしてもムチャ盛りメニューをはじめたという話だ。牛丼6杯分の大きさという超芸術「牛丼キング」で胃袋のサイズを6倍に拡張してくれたのはつい先日の話なのに。気が早い。器も大きい。ムチャも甚だしい。
 またですかそうですか今度は何ですかというと、「カレーキングです」とこう来たのだ。通常のカレーのルー4倍、ライス3倍という巨大オブジェをさあ召し上がれとキングの仰せである。ここまでさらりとリリースされたからには受けずにはいられない。

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 あらためまして、カレーキングでございます。エネルギーは2122kcal、健全な男子諸君ならこれ一杯で三食はまかなえるという食いだめ推奨の大物メニューでございます。

 わたくし、福神漬けでございます。ふだんは添え物の扱いですが、今日ばかりは小鉢で出されるほどの主賓扱いでございます。

 スプーンを立ててみるとじわじわと伝わってくるこの異様さは、おそらくこのサイズのカレーを目が食べ物として認識しないからだろう。表面張力にほど近く、そろそろと運ばなければあふれる寸前。もはやカレーの洪水である。

 巨大なカレー沼にどぶりとオールならぬスプーンを沈めると、豚肉とマッシュルームが出てきた。こしょうがキツめでサラッとしていて、けっこうおいしい。ともかく頼んでしまったからにはこの極限状態をなんとかしなければと、むしゃむしゃはじめてみる。

 …これがまあ見事なまでに減らない。ちょっと食べただけでは見た目が変わらないという恐怖に肝が冷えはじめる。これは何かの対策を打たなければならない。

 くたびれたバックパッカーが荷物を路肩におろすように、福神漬けをごはんの脇に置いてみることに。ステレオタイプなカレーのイメージに近づき、前進への意欲がわいてきたような気がする。

 徐々に徐々に水位ならぬカレー位が下がるとともに、徐々に徐々に安心してくるのが人の心というもの。しかしそのときにはスプーンがカレーを平行スキャンする速度は落ち始め、食欲はもはやハングアップ寸前。「もうそろそろ終わりですよ」「あなたは十分なほど頑張りましたよ」というキングのお許しを請いたくなる。

 そのとき目に入ってきたのが、大皿の真ん中にある「すき家」のエンボス。途端にものすごく祝福ムードになり、キングに感謝をささげることになる。「おっ」と驚いていると、店員さんが笑った。そりゃ笑うだろう。

 そこから一気に食べ上げ、合計十五分かけて完食。胃袋はまあなんとか負傷レベルなのだが、途中で飽きが来てしまうのがハードなのだこれは。mixiの日記でもTwitterのつぶやきでも、なんとか工夫をする必要がある旨は誰もが口にしていたりする。中には「一緒に味噌汁、サラダを付けたので飽きずに食べられました」という猛者もいたが、それはキングレベルだ。
 そんなわけで、本当にカレーが食べたい食べたい今日はカレー以外食べたらご先祖様に申し訳が立たないというときに頼んでみていただければ幸いだ。
  
■大盛りグルメ、ファーストフード好きならこちらの記事もオススメ!
・肉とのバトルが終わらない! すき家の鬼メニュー「牛丼キング」実食レポート
・驚異の50種類突破、ファーストキッチンのフレーバーポテトの原点「復活バジル」実食レビュー
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主人公の行動を予期するマンガ、ページをバッサリ切り抜いたマンガ――フランスのマンガ家、アントワーヌ・マチューは謎だ!!

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Marc-Antoine Mathieu 「Julius Corentin Acquefacques, prisonnier des rêves」
## 原正人の「なぜ私はヨーロッパマンガを愛するようになったか」
「こんな時代だからアクセスできるけど、気軽に手を出すにはちょっとよくわからん」というマンガを深追いする連載企画。フランスマンガ研究家の原正人氏が、いまだ知られざるヨーロッパマンガの魅力を隔週金曜日にどっぷりと紹介していく。
 前回に引き続き、マルク=アントワーヌ・マチュー(Marc-Antoine Mathieu)を紹介したい。今回紹介するのは彼の代表作、『夢の囚われ人ジュリアス・コランタン・アクファック』(Julius Corentin Acquefacques, prisonnier des rêves)の第一巻「起源」(L’Origine)。さっそくどんな話か見ていくことにしよう。

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■これってジョジョ第3部の「オインゴ・ボインゴ」じゃない?「夢の囚われ人 ジュリアス・コランタン・アクファック #1 起源」

 「ユーモア省」に勤めるジュリアス・コランタン・アクファックはある日、奇妙な封筒を受け取る。差出人不明のその封筒を開くと、驚いたことに彼のその朝の様子が、一枚の紙片に克明なマンガとして再現されている。
 紙片の上部にはタイトルと思しい「起源」なる言葉が…… だが、その言葉は主人公が生きる世界ではその存在を知られていない言葉だった。やがて第二の封筒が届く。今度は書きとめがあり、翌日の15時まで開封しないように命じている。
 翌日、友人のダランベール兄弟と指定された時間を迎えるジュリウス。刻限を迎え、封を開けると、前回と同じような紙片に今度は封を開ける直前の三人の様子がマンガで描かれている。
 封筒にはさらにもう一枚の紙片が収められていて、そこにはジュリウスがまだ知らぬ未来のことが描かれているのだった…… どうやら彼の人生はこれらの紙片にことごとく支配されてしまっているらしい。かくしてこれらの紙片の謎をめぐって、ジュリウスの冒険が繰り広げられる……
 
Marc-Antoine Mathieu 「Les Sous-sols du Révolu」
 前回紹介した『ル・デッサン』や『レヴォリュ美術館の地下――ある専門家の日記より』と同様にこの作品も眩暈を起させるようなしかけに満ちている。
 例えば、この作品の入れ子構造。この作品がマンガ表現で描かれている以上、読者である私たちが目にするジュリウスの行動そのものと彼が目にする彼の人生を語るマンガとの間に実質的な絵柄の違いはない。
 二つの次元を変えることもできたのであろうが、作者は敢えてそれをしていない。ジュリウスが目にするマンガで表現された過去と未来は、物語の筋を語る部分と意図的にまったく同じ絵で描かれており、同じ絵の繰り返しによる入れ子構造が読者を眩暈へと誘う。

Marc-Antoine Mathieu 「Les Sous-sols du Révolu」
 ■祖父江慎さんも驚く?本そのものを切り取る「反-コマ」という発想
 さらに、マルク=アントワーヌ・マチューはこの作品に「反‐コマ」(anti-case)なるものを導入している。なんと、あるページのあるコマをそっくりそのままくり抜いて次のページの、あるいは前のページのコマが見えるようにしてしまったのだ。反‐コマは物語内の過去‐現在‐未来を攪拌し、時間にひずみを生じさせる。

 唐沢なをきの『カスミ伝』にでも出てきそうなしかけだが、そもそもよくこんなものの印刷を出版社が快諾したものだ。
 さもありなんという感じだが、作者自身がインタビューで一時期アルゼンチンの幻想文学の大家ホルヘ・ルイス・ボルヘスに傾倒したことを認めている。たしかに彼の作品には「バベルの図書館」や「トレーン、ウクバール、オルビステルティウス」といった作品に通底するものが見受けられる。

Marc-Antoine Mathieu 「Les Sous-sols du Révolu」
 なお、シリーズの総称にもなっている登場人物の名前アクファック(Acqufacques)だが、これはカフカ(Kafka)のアナグラムなのだそうだ。
 同様に「めまい志向」の幻想的なBD作家としては、『闇の国々』(Les [...]

100%ウソで出来たニュースサイト「虚構新聞」管理人が語る、ウソではなく取材してほしいサイト

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■特集 もっと顔の見えるインターネット
ライター・古田雄介さんが、個人サイト管理人にインタビューをする連載「顔の見えるインターネット」。これまで取材をしてきた方々に、取材の裏側について5つの質問を投げかけてみた。

 全国のダムをこよなく愛するダムサイトの管理人さんに追加取材をかけた前回。今回は打って変わって、ひたすら「ウソ」を報じつづける、365日がエイプリルフールのニュースサイト「虚構新聞」さんだ。
 ASCII.jp誌上でのインタビューでは「鏡子」さんという記事執筆者についての真実(本当なのだろう、おそらく)などを赤裸々に語ってくれた、社主のUKさん。今回はそのインタビューにまつわるお話をさらに伺った。

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Q1. インタビューに関して印象に残っていることがあったら教えてください。
 ネットはともかく、リアルで反応をもらったことがないので、インタビューのお話が来たときは「虚構新聞って取材されるほど知名度あるの?」って半信半疑でした(実は今でも半分疑っているのですが)。
 記事が掲載されたあと、それを下敷きにWikipediaに「虚構新聞」の項目が作られたのが驚きでした。
 
Q2. インタビューに際してご要望やアドバイスがあれば教えてください。
 「サイト開設のきっかけ」から「鏡子さんの存在」まで質問の内容が広かったので、「管理人」としてより「記事の創作者」としての立場でお話ししたかったかなあ、と。
 
Q3. インタビュー後、サイトの変化や強化ポイントがあれば教えてください。
 「そうやね」というサイトでウェブまんがを掲載されている市田さんに4コマまんが「虚構漫談」を週一で連載していただいてます。あとは以前から要望の多かったRSSに対応しました。
 
Q4. 今後取材してほしいサイトがあったら教えてください。
 サイトではないのですが、文筆の分野で創作活動をされている方がどうやって発想を得ているのか知りたいですね。僕はお風呂やベッドでぼーっとしている時に思いつくことが多いのですが、他の方はどういう時に閃くのか興味があります。
 あとは「そうやね」の市田さんが気になります。原稿のやり取りしかないので、どういう方なのかよく知らないんです。
 
Q5. そのほかに伝えたいことがございましたら、ご自由にお書きください。
 深津絵里さん、僕と結婚してください!
■関連サイト
虚構新聞

■特集 もっと顔の見えるインターネット
古田雄介さんの取材連載「顔の見えるインターネット」。これまで取材をしてきた方々に、取材記事の裏側について5つの質問を投げかけてみた。
#1 「かーずさんにあのことを聞いてみた」
#2 「3歳シリーズのG-STYLEさんに5つの質問」
#3 「元祖ブログ・コミュニティサイト「奇天烈」管理人に話を聞く」
#4 「日本一の自販機マニアサイト「山田屋」管理人に聞いてみた」
#5 「ゴルゴ31さんが「取材してほしいネットの有名人」はこの人」
#6 「「WEBは人の顔に飢えている」ココロ社さんが語る、理想のインタビューってどんな?」
#7 「日本最強の『ダム』情報サイトの管理人さんにオススメサイトを聞く!」

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らっぷびとだけじゃない、ニコ動発の「ネットラッパー」

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 「ネットラップ」というものをご存知だろうか?
 「ネット上で配布されたトラックに、ラッパーがリリックを乗っけて作品を作る」というもの。ニコニコ動画(ニコ動)では「ニコラップ」と言われ、1ジャンルとなっている。
 ニコ動ではらっぷびとさんが頭一つ飛び抜けて有名で、トラックメイカーとしては彼の楽曲である「When they cry」などのトラックを作ったK’sさんが有名だ。だが、それこそ「あまり知られていないけど凄い才能の持ち主」が埋もれている。
 そのうちの一人が、今回紹介するdentakuさんだ。

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 dentakuさんは昨年、ラップと言ってしまうとちょっと畑違いだが、ある意味「日本最初のラップ」を使った「IKZO」を素材に使った「セラミックガールはナニモノだ?!」という作品で衝撃を与えた人物。なのだが、彼が制作者の一人であることはあまり知られていない。ニコ動では他にも、トラックを提供したり、既存の曲をリミックスしたりという活動をしている。これがまたまたレベル高い!

 こちらはニコラッパー、RESTAさんの楽曲をリミックスした作品。元の楽曲はRESTAさんが作ったこちらのアルバム(zipファイル)に収録されていたもの(passは「resta」)。原曲にあった強いキックが無くなり、繊細で切ない印象のトラックにラップが乗っかり、雰囲気がずいぶんと変わっている。

 つづいては、人気ボカロ曲「炉心融解」を、歌い手のリツカさんが「歌ってみた」ものを、さらにリミックスした作品。実はこの動画、実のところ映像編集は筆者が担当しているのだが、それは「簡単な切り貼り程度」であり、特筆すべきはやはりその「音」だ。ファンキーなアレンジにネタを混ぜつつも、リツカさんのボーカルと異様なほどの親和性を見せている。
 ニコ動には様々なジャンルがあり、その中ではネットラップは比較的小さい方だ。しかし、「ボカロ曲にラップを乗せる」というような二次創作の流れが非常に面白いジャンルでもある。まさに「もっと評価されるべき」だ。これを機に、是非とも「ニコラップ」に触れてみてはいかがだろうか。
text by 全農連P
※ 諸事情により記事掲載を2日遅らせています。サーセン!!(wakuteka.jp編集部)

## 「連載・全農連Pの評価されるべきMAD」目次
「IKZO」シリーズで話題をさらったMAD作家・全農連P氏が選ぶ、「もっと評価されるべきニコ動のクリエイター」を毎週火曜日に紹介しています。
第1回 「踊れる本格的ガチムチサウンド」 (3月24日)
第2回 「8bitなピコピコPerfume!」(3月31日)
第3回 「“自動販売機の中の人”とMADの可能性」(4月7日)
第4回 「ニコ動“描いてみた”が生んだ革命的傑作」(4月14日)
第5回 「8bitなピコピコPerfume、ふたたび!」(4月21日)
第6回 「初音ミク、インドに渡る?」(4月28日)
第7回 「東方MADで「ゆっくりみなぎっていってね!」」(5月12日)
第8回 「知る人ぞ知る初音サウンド「マゾミク」って何だ?」」(5月19日)
第9回 「ニコニコインディーズの生音感が熱い」(5月26日)
第10回 「もっと豹化されるべき初音ミク」(6月2日)
第11回 「ニコニコ動画流星群だけじゃない、カリスマニコ厨の隠れた名作」(6月9日)
第12回 「伝説のクソゲー、日本伝統文化とまさかの融合」(6月16日)
第13回 「みwなwぎwっwてwきwたwふwたwたwびwww」(6月23日)
第14回 「もっと豹化されるべき「描いてみた」」(6月30日)
第15回 「ニコ動で驚異的な人気の理由は:今さら聞けない「ガチムチ兄貴」の基礎知識」(7月14日)
第16回 「アイマス×ボカロ×東方――クロスジャンルで楽しみ広げる、ニコニコ動画「雑食力」のススメ」(7月21日)
第17回 「ニコ動×DS-10の可能性をめぐって」(7月28日)
第18回 「初めての曲「3時間くらいで歌詞書きました」Aliced Twilightz、Lincoさんが語る」(8月4日)
第19回 「「斜め上」に進化していく、hitonariPのニコMAD」(8月12日)
第20回 「らっぷびとだけじゃない、ニコ動発の「ネットラッパー」」(8月20日)

[...]

ユニクロ「UNIQLO CALENDAR」夏編登場、衝動買い必至の罠が設置!!

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 カンヌ国際広告祭、NYワンショウ、クリオ賞というインターネット広告の三冠を総ナメにした「UNIQLOCK」に続き、ユニクロが発信している「UNIQLO CALENDAR」。
 今年6月にリリースした第1弾から2ヵ月が経ち、サイトがガラリと夏モードにリニューアルした。そこにおそろしい衝動買い必至の罠が仕掛けられていることはご存知だろうか。ユニクロ好きはもちろん、ウェブマーケティングに興味のある方もお見逃しなく。

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 冒頭にも示した新バージョンのカレンダーがこちら。リニューアルとともに逆ティルト(アオリ、普通の風景がジオラマのように見える)風の美しい写真のバリエーションは倍になり、BGMもFantastic Plastic Machineの新曲に変わっている。

 サイトからは新たにオリジナルのスクリーンセーバーもダウンロード出来るようになった。UNIQLO CALENDER、UNIQLOCKの2つを表示しておける。ソニーの「おまかせ・まる録」スクリーンセーバーも評判だったが、こちらもまた出色の出来だ。

 とまあそんなことは前置きとして。今回一番の変更点は、どどっと見られる商品一覧のページだ。説明なくモザイク状に並べられ、スクロールしていく商品の山。これまではただ商品の詳細が見られるだけだったのだが、今度はそこから購入ページにジャンプ出来るようになっているのだ。

 さらには季節モノの商品も一覧出来るように。今まで「おーカーディガン安いなー」だの、「この色ならユニ隠しに合ってるかもなー」だの、読んで字のごとくウインドウショッピングばかりをしていたユーザーたちも、衝動買いの危険にさらされることになった。
 フェスシーズンを終え、次に訪れるのは秋物支度の時期。夏に散財した分を取り戻すべく、カレンダーを表示しておくのも手かもしれない。
■こちらの記事もどうぞ
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■関連サイト
・ UNIQLO CALENDER

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肉とのバトルが終わらない! すき家の鬼メニュー「牛丼キング」実食レポート

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 牛丼チェーン「すき家」に、並サイズの3倍の量の肉を載せた最大の牛丼「メガ牛丼」が登場し、ネットを中心に話題を呼んだのは今から2年前のこと。今日から、そのメガ牛丼のさらに2倍、通常の6倍の肉を使ったバケモノ級の新メニュー「牛丼キング」が全国で提供されている。

 最近、体に血肉が不足していると言われているリアル草食系男子なワタシ。ここは足りていない部分を一気に補充するチャンスではないかと無謀なことを思い立ち、さっそく店に行き、キングにお逢いすることにした。

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 「お待たせしました」と運ばれてきた、こちらが牛丼キング! もはや牛丼というよりも、巨大な深皿に載せられた肉の塊にしか見えない。かきわけてもかきわけても牛バラの森。意識がどこかにかき消えてしまいそうだ。

 本体サイズは直径235mm×高さ105mm(肉の頂で測定)、重量は実測値で1334グラム。エネルギーは2248カロリー! わずか一食で成人男子の一日の標準カロリーを突破する。脇のケータイと比べるとその存在感が少しは伝わるだろうか。

 ともかくこのモンスターに立ち向かうことに。口に含むとたちまち広がるノスタルジックな風味。当然なのだが、味は通常の牛丼と同じもの。新鮮な感動はないが、いつものウマさが広がる。

 食べはじめて三分ほどで、四分の一ほどまで攻略が進む。「これは案外楽勝なのでは?」肉食の掟を知らない草食系男子はタカをくくりたがるものだ。

 さらに三分ほどで半分まで進む。断面が地層に見えてくる。肉はもちろん、米の量も圧倒的だ。この辺りで急激にペースが落ちはじめる。この時点で、つい昨日まで最大だった「メガ牛丼」1杯を食べ終えたことになるのだから当然かもしれない。

 その後も孤独な戦いは続く。十分ほどかけて四分の一を食べ進める。いっくら進んでも肉が見えている。もう肉はいい! たまねぎだけでいい、白米は玄米かクスクスみたいなものでいい! 心の中でひたすら叫びながら箸を動かす。

 さらに十五分の格闘をつづけ、ようやくキングを制覇! カラになった深皿を見ていると、あらためて気が遠くなってきた。満腹というか、達成感でいっぱいだ。もう何も入りませんよ、王様。これで990円というのは確かにお得かもしれない。

 ちなみにmixiの「すき家」ファンコミュニティでも話題になっていたが、キングのテイクアウトは不可。ここは肉への敗北を恐れず、あくまで店内で戦ってきてほしい。向こう一か月は牛バラのレシピから遠ざかりそうな気がする…。
  
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「斜め上」に進化する、hitonariPのニコMAD

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 ニコニコ動画には様々なMADの作者がいるが、各々が「何かの得意素材」を持っていたりする。
 例えば「IKZO」や「キーボードクラッシャー」、「ガチムチ兄貴」や「エア本さん」と言ったように。今回はそんな中でも異彩を放つ「hitonariP」という作者の動画を紹介する。
 「アイマスMAD」を作っている関係で投稿者名にそのままプロデューサーを表す「P」が付いているのだが、「真面目なPV」と言うよりは「想像の斜め上を行った作品」で有名である。

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 まずこちらがIKZOに「無理矢理」ボカロ曲を歌わせた動画。ごり押し感がたまらん。
 つづいて「アイドル紹介シリーズ」の中でも「その発想は無かったわ」という動画がこれ。以前は「至高のツンデレ」のあの人も素材となっていた。
 最後は「UESAM@STER」というジャンルを確固たるものにしたこちらの作品。初見だと間違いなく「打ち首」となるだろう。
 ここに挙げたほかの作品も合わせると計63作品という多産な作者だ。しかし、上記の動画を見ても分かるとおり、決して「技術面」だけで評価されているわけではない。評価すべくはその類い稀な「センス」と「発想」だろう。
 「マツケンPVとアイマスの曲とシンクロさせる」なんて発想が一体どこから出てきたのか……。そして、なぜこんなに面白いのだろうか。
 これはまさに「発想の勝利」ではないだろうか。
 ニコ動も2年半も経つと、どのジャンルの動画にしても「技術インフレ」が進んできている。視聴者の目も肥え、ある種「クオリティ高くて当たり前」のような空気が出来上がってきているわけだが、やはり「発想は大事」という事は忘れてはならないのではないだろうか、と、「自身の新作が伸び悩む様子」を見ながら一人反省会するのであった。
text by 全農連P

## 「連載・全農連Pの評価されるべきMAD」目次
「IKZO」シリーズで話題をさらったMAD作家・全農連P氏が選ぶ、「もっと評価されるべきニコ動のクリエイター」を毎週火曜日に紹介しています。
第1回 「踊れる本格的ガチムチサウンド」 (3月24日)
第2回 「8bitなピコピコPerfume!」(3月31日)
第3回 「“自動販売機の中の人”とMADの可能性」(4月7日)
第4回 「ニコ動“描いてみた”が生んだ革命的傑作」(4月14日)
第5回 「8bitなピコピコPerfume、ふたたび!」(4月21日)
第6回 「初音ミク、インドに渡る?」(4月28日)
第7回 「東方MADで「ゆっくりみなぎっていってね!」」(5月12日)
第8回 「知る人ぞ知る初音サウンド「マゾミク」って何だ?」」(5月19日)
第9回 「ニコニコインディーズの生音感が熱い」(5月26日)
第10回 「もっと豹化されるべき初音ミク」(6月2日)
第11回 「ニコニコ動画流星群だけじゃない、カリスマニコ厨の隠れた名作」(6月9日)
第12回 「伝説のクソゲー、日本伝統文化とまさかの融合」(6月16日)
第13回 「みwなwぎwっwてwきwたwふwたwたwびwww」(6月23日)
第14回 「もっと豹化されるべき「描いてみた」」(6月30日)
第15回 「ニコ動で驚異的な人気の理由は:今さら聞けない「ガチムチ兄貴」の基礎知識」(7月14日)
第16回 「アイマス×ボカロ×東方――クロスジャンルで楽しみ広げる、ニコニコ動画「雑食力」のススメ」(7月21日)
第17回 「ニコ動×DS-10の可能性をめぐって」(7月28日)
第18回 「初めての曲「3時間くらいで歌詞書きました」Aliced Twilightz、Lincoさんが語る」(8月4日)
第19回 「「斜め上」に進化していく、hitonariPのニコMAD」(8月12日)

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知られざる漫画家アントワーヌ・マチュー、「ルーヴル美術館の謎」巡る物語に注目

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Marc-Antoine Mathieu 「Les Sous-sols du Révolu」
## 原正人の「なぜ私はヨーロッパマンガを愛するようになったか」
「こんな時代だからアクセスできるけど、気軽に手を出すにはちょっとよくわからん」というマンガを深追いする連載企画。フランスマンガ研究家の原正人氏が、いまだ知られざるヨーロッパマンガの魅力を隔週金曜日にどっぷりと紹介していく。
 マルク=アントワーヌ・マチュー(Marc-Antoine Mathieu)というバンド・デシネ※1作家をご存知だろうか?
 かつて『エラー』Vol. 02(美術出版社、2001年)に『ル・デッサン(Le Dessin)』という作品の冒頭部分が訳載(ボワレ、関澄訳)されたこともあるが、日本ではまだまだ知られざる作家である。
※1 バンドデジネ:Bande Dessinée、フランス語で「コマ割り漫画」の意

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 ■多作ではないが、傑作だけを生みだす職人系作家
 マチューは1959年フランス生まれ。1986年、バンド・デシネの作家としてデビューした。1988年、彼の兄弟ジャン=リュック(Jean-Luc)と『パリ・メイソン』(Paris-Maçon)を出版(フュチュロポリス刊)。
 1990年にはデルクール社から『夢の囚われ人ジュリアス・コランタン・アクファック』(Julius Corentin Acquefacques, prisonnier des rêves)というシリーズの第1巻「起源」(L’Origine)を発表。翌年のアングレーム国際バンド・デシネ・フェスティヴァルで最優秀シナリオ賞を受賞し、世に認められた。
 同作品は5巻まで刊行され、『ル・デッサン』(原書は2001年、デルクール刊)をはじめ他の作品も発表した。決して多作ではないが、傑作を着実に描いていく作家だ。
 ■「ダ・ヴィンチ・コード」より面白いかも?絵画がをめぐる歴史と謎を読み解く「ル・デッサン」「レヴォリュ美術館の地下―」

 『エラー』Vol. 02に掲載された『ル・デッサン』は、ある画家が、親友の画家の死に際して形見としてもらった絵の中に秘められたある謎を解き明かす話だ。
 翻訳はその謎が提示される場面で終わってしまうのだが、友人から引き取った小さな絵が信じがたい奥行きを持っており、主人公がそこから汲めども尽きぬ細部を引き出していくさまが驚異に満ちていて、実にすばらしい。
 白黒の画面は一見スタイリッシュな印象を抱かせるが、シャープな描線で描かれた幾何学的な幻想は非常に神経的で、読者は彼の絵に眩暈を覚えるに違いない。

 最近の仕事のひとつが、2006年に刊行された『レヴォリュ美術館の地下―ある専門家の日記より』(Les Sous-sols du Révolu – Extraits du journal d’un expert)だ。
 レボリュ(révolu)とは「時が過ぎ去った」というほどの意味。この作品の中ではルーヴル美術館の本当の名は過去に失われて久しく、今ではさまざまな異称で呼ばれている。
 主人公のウード・ル・ヴォリュムール(Eudes Le Volumeur)は、お供のレオナール(Léonard)とともに、その実態がつかめなくなって久しい美術館の全貌を把握するべく、地下倉庫の冒険に身を投ずる。
 何百日、何千日かけても果てることがない美術館の地下世界は、少しずつその驚くべき姿を開陳していく。
 
Marc-Antoine Mathieu 「Les Sous-sols du [...]